諏訪湖【間欠泉】足湯でゆっくり癒されて

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ひさしぶりに、長野県の諏訪湖を訪れました。

人工的なものにはなりますが、長野県の「諏訪湖」に、間欠泉があるという発見をしたので、そのことを中心にお伝えします。

諏訪湖の基本情報

諏訪湖は、向こう岸の山々が見えるくらいの大きさです。

地図で見ると、滋賀県にある琵琶湖より、はるかに小さいことがわかります。

そんな湖に、山やいろんな生き物がいて、心が安らぐ場所でした。

こんなに たくさんの自然に囲まれている場所だとは思っていませんでした。

わたしが諏訪湖を訪れたのは、7月の下旬です。

湖のほとりには、カモが泳いでいたり、ウが休んだりしていました。

また、湖のまわりは、道が整備されていました。

とても歩きやすく、諏訪湖を眺めながら散歩することができます。

ウォーキングやジョギングをされている地元のかたが多くいらっしゃいました。

この道に沿って歩いていくと、「間欠泉センター」がありました。

せっかくなので、寄ってみました。

諏訪湖 間欠泉センター

5mも噴き上がる間欠泉

わたしがここに立ち寄ったとき、時刻は13時50分でした。

間欠泉はいつでも噴出しているのかと思いきや、噴出させる時間が決まっていました。

写真からもお分かりいただける通り、噴出時間は、

 9時30分
11時00分
12時30分
14時00分
15時30分
17時00分(夏期間の4月~9月だけ)

となっています。
これは、平成21年10月1日から平成30年7月31日現在のものです。最新の情報は、こちらからご確認 願います。

そして、偶然にも、14時に噴出する間欠泉を見ることができました。

どんなものか予想がつかなかったので、早くから外に出て、噴出を待っていました。

すると、

「まもなく、間欠泉の噴出時刻です。」

とアナウンスが入りました。

その数秒後、ボコボコと音がしはじめます。
まだ吹き上がる様子は見られません。

音が大きくなってくるので、なんだか、ワクワクしてきました。

湯気が立ち始めました。もうすぐ噴出するようです。

お湯が少しづつ立ち上がってきました。

そうして、大きく噴出します。

高さは5mあります。

建物の3階に届くくらいの高さです。あっけにとられました。

噴出しはじめてから3分までの間は、お湯が一番高いところまで噴出します。

写真を撮るのであれば、そのタイミングが良いと言えます。

そして、噴出しはじめてから約5分で、噴出は見られなくなります。

この間欠泉の歴史

この地域では、昔、温泉を掘り当てようと掘削作業が進められていました。

そして、昭和58年に、見事掘り当てることに成功します。
それが、この間欠泉です。

当時、噴出した間欠泉の高さは、なんと、今の10倍である50メートルでした。
その高さは、当時、世界第2位の高さと言われました。

やがて、時が経ち、この間欠泉を観光目的で利用するようになりました。
そして、平成2年に建てられたのが、この諏訪湖 間欠泉センターです。

しかしながら、すこしずつ、間欠泉が自噴する時間間隔が長くなるようになりました。

そして、ついには、自噴がストップしてしまったのです。

そのため、今は人工的に空気を送り、圧力を大きくすることによって間欠泉を噴出させています。
上部の冷えた温泉を取り除くことで、より圧力を大きくし、噴出させやすくするという工夫もされています。

だから、今 噴出する高さは、5mになっているというわけです。

正直なところ、初めて見る間欠泉であれば、5mでも驚きます

このときは夏休みだったので、多くの子連れ家族が訪れていました。
子どもたちは、みんな驚いて、喜んでいましたよ。

いやぁ~、それでも50mも噴出していたことを想像するだけで、ゾッとしますね。

施設の中には、食べ物と展示品あり

施設に戻ると、温泉卵をつくるところがあったり、りんごソフトクリームを売っているところがあったりしました。

温泉卵が苦手な人も安心して食べられる、ゆで卵も売られていました。

1階には、そうした食べ物だけでなく、ちょっとしたおみやげ屋さんもありましたよ。

2階や3階に上がると、展望室がありました。

ここから、間欠泉が噴出する穴を見ることもできます。

さらに、この展望室だけではなく、ドラマ撮影で使われた小道具の展示(ロケ地レビュー展)や、花火玉の展示(花火館)が開催されています。

くわしくは、こちらから

間欠泉センターの入口には、「諏訪の みどころ」と題した看板もありました。諏訪を散策する際には、参考にしてみるといいかもしれません。

間欠泉センターの基本情報

住所:長野県諏訪市湖岸通り2丁目208−90

電話: 0266-52-8282

営業日:年中無休

4月~9月…9時00分~18時00分
10月~3月…9時00分~17時00分

入館料:無料

アクセス: JR中央線 上諏訪駅 下車 徒歩13分

車の場合は、中央道 諏訪IC から18分
※ 無料駐車場は、道路をはさんだ反対側にあります。

今回は、この間欠泉センターの近くにある、足湯にも行ってきました。

足湯がアツかった

間欠泉センターとの位置関係は、このようなイメージです。

案内看板があるので、わかりやすいです。

足湯が開放されている時間は、次の通りです。

4月~11月…9時00分~18時30分
12月~3月…9時00分~17時30分

間欠泉センターから歩くこと1分で着きます。

センター内で、足湯タオルが200円で売られていました。
わたしは、これを見て、スタッフのかたにどういうことか尋ねました。
そして、近くに足湯があるということを知ったのです。

ちゃんと、小さいながら更衣所も用意されていました。

せっかくの機会なので、足湯にも入ってみましたよ。

第一印象「あっつい!!!」

さすがに、熱すぎましたね・・・笑

お湯の温度に慣れながら、ゆっくり入ることを強くすすめます。

諏訪湖の雄大な景色を眺めながら、足湯に無料で浸かれるのは幸せですね~。

外国人の家族で来ている観光客も、足湯に長く浸かっていましたよ。

諏訪湖に行ってみて、思っていたより楽しい時間を過ごすことができて満足です。

今回は、ご紹介しませんでしたが、山を登ったところに、諏訪湖を一望できるスポットもあります。

あなた自身で、諏訪湖の自然を感じに行ってみてはいかがでしょうか。