高知【ヴィラ・サントリーニ】日本にギリシャ!?

サントリーニ島 日本

この夏、行くところは決まりましたか?

せっかく行くのであれば、どこか遠い場所で、非日常を味わいたくはありませんか?

そのような方に向けて、今回は、「日本にあるギリシャ」を紹介します。

 

ギリシャの魅力

はじめに、1度は訪れていただきたい、ギリシャの魅力をお伝えします。

 

 

ギリシャの首都は、アテネです。

アテネと言えば、オリンピックが思い浮かぶのではないでしょうか。

2004年の夏季大会がアテネだったこともあり、知っているかたも多いはずです。

 

 

そもそも、ギリシャ共和国は、オリンピックが発祥した国として有名です。

そのため、近代のオリンピックでは、開会式の入場において、最初に入ってくる国がギリシャになっています。

 

オリンピックの由来は、紀元前にまでさかのぼります。

ここで 古代ギリシアの話もしたいのですが、テーマの都合上、割愛させていただきます。

 

 

さらに、ギリシャと言えば、オーシャンブルーがとてもよく似合う国だと思いませんか?

 

それもそのはず、ギリシャは、エーゲ海・地中海にある3000以上もの島々から成り立っている国だからです。

 

このうち、主要な島は、約7%のたった200島ほどだと言われています。

日本国内で、離島に住んでいる人が少ないことと似ていますね。

メインになっている島は、北海道、本州、四国、九州、沖縄くらいですから。

 

観光地として名高い島は、次の通りです。

・サントリーニ島

・ミコノス島

・クレタ島

・ロドス島

・ザキントス島

・ナクソス島

・ケファロニア島

・ヒオス島

 

ナヴァイオビーチ

このうち、ザキントス島は、日本で知っている方が多いと思います。

なぜかと言うと、スタジオ ジブリの映画「紅の豚」で登場する、ビーチのモデルになっているからです。

 

 

ただ、ギリシャの魅力は、海が美しく、ビーチがキレイなだけではありません。

考古学的に価値があり、古代ギリシアのことを深く学ぶこともできます。

 

パルテノン神殿

 

首都アテネにある、パルテノン神殿も、その遺跡のひとつです。

この神殿は、紀元前5世紀にできた建物です。

当時、人々が信仰していた女神をまつるための神殿だったといいます。

今では、その貴重さから世界遺産に登録されています。

 

ギリシャは、ヨーロッパの東端に位置しており、イギリスやフランスなどとは違った文化があります。

とくに、島のそれぞれで違う様子が見られ、観光客の人気を集めているのではないでしょうか。

 

 

サントリーニ島の魅力

 

ここまで紹介してきた中で、一番 写真映えするのが「サントリーニ島」です。

新婚旅行先としても、よく選ばれます。

 

そんなサントリーニ島は、エーゲ海にある火山島のひとつです。

正式な名前は、ティラ(THIRA)島といいます。

フィラにある時計台

島の中心地は、フィラ(FIRA)と呼ばれる場所で、おみやげを買ったり、レストランで食事したりするスポットがたくさんあります。

時計台がかわいらしく、横の教会に入ることもできます。

 

個人的には、このフィラではなく、第2の街とも言われるイア(OIA)がおススメです。

 

イアには、真っ白な壁に青い屋根の建物があり、ホワイト&ブルーのコントラストが魅力的です。

建物の屋根が青いだけではなく、海も空も青いことで、建物の白さがより際立って見えます。

 

夕刻のフィラ

フィラは、夕方から夜にかけて、街中が より一層 幻想的な雰囲気になります。

 

ライトアップによって、街の色が青と白から、穏やかなオレンジ色に変わるのも必見です。

もし、宿泊されるのでしたら、この時間帯をねらって、外に出てみるのがおススメです。

 

 

ひとつ、言うとするなら、青色と白色だけの世界に行ってみたいというのがちょっとした願いです。

 

フィラの街は、実際に訪れたり、ネット上の写真を見たりすると、わたしが思っているほど、青と白の世界ではありません。

民家はピンクやイエローの白以外の壁ですし、屋根も真っ青ではありません。

 

だから、「きれいだなぁ」と思う写真は、街の全体をくわしく映しているわけではないのです。

観光客のみなさんは、教会など、一部の白壁&青い屋根の建物が 大きく映るスポットで、写真を撮っているだけなのです。

 

「なぁ~んだ」

そう思って、インターネットで「サントリーニ」を調べていたところ、なんと、日本にわたしが求めるような青と白の世界があると分かったのです。

 

日本の高知県にある「サントリーニ島」?

 

個人的に鮮やかな青色が好きなので、これほど、ステキな場所が日本にあったのか!と驚きました。

本当に、青色と白色の世界に誘われたかのように感じます。

 

名前を、「ヴィラ・サントリーニ」といます。

宿泊施設レストランとして利用することができます。

 

「ヴィラ・サントリーニ」は、日本の四国 高知県に位置しています。

海に面しており、羽を伸ばすには ピッタリの場所です。

 

 

 

所在地:高知県 土佐市 宇佐町竜599番地6

 

「ギリシャが好きだけど、どうしても海外旅行に行けない!」

という方にも、ぜひ訪れていただきたい場所です。

 

ヴィラ・サントリーニの詳細

ヴィラ・サントリーニの世界観

ギリシャのサントリーニ島は、崖の上に街があるようなイメージで、この高知も そうした地形によく似ています。

このことに気づかれたオーナーが「ヴィラ・サントリーニ」を建てられたと聞きました。

オーナーの鋭い着眼点のおかげで、ギリシャに行かずとも、日本で満足感を得ることができました。

ありがとうございます。

 

さて、ここからは、あなたも「ヴィラ・サントリーニ」に足を運んでいるかのように、楽しんでもらえればと思います。

 

まずは、入口です。

専用のゲートがあり、利用客だけが入ることを許された場所です。

夜は、ライトアップされます。

 

ゲートをくぐると、まるで、迷路のような階段・通路が続きます。

 

探検する前に、チェックインしましょう。

目印は、青いドーム屋根のかわいらしい建物です。

「レストラン ティラ」と中でつながっています。

夕食も朝食も、この「レストラン ティラ」でとります。

「ティラ」は、サントリーニ島で にぎわっている街の名前ですね。

オーナーのこだわりが感じられます。

 

そのような話を聞いているうちに、スタッフの方の ていねいな対応で、スムーズにチェックインを終えました。

 

チェックイン後、スタッフさんが部屋に案内してくださいます。

このとき、迷うかと思いました。(笑)

 

敷地は狭いので、探検すれば あっという間に全体像をつかめたのですが、実際のサントリーニ島だったら…と思いました。

やはり、日本でよかったです。

 

ヴィラ・サントリーニの外観

サントリーニ島の民家と違って、ほぼ白と青で統一されています。

そのため、どこでカメラを向けても絵になります。

 

夜は、ライトアップされて、また幻想的な雰囲気になります。

わたしが外に出たときは、あいにくの雨模様だったので、良い写真は撮れませんでした。

あなたが訪れるときは、晴れているといいですね。

きっと、青い海と空と屋根が 建物のホワイトを引き立ててくれること間違いなしです。

 

ただ、若干、建物の黒ずみが目立つようになってきたようです。

雨風にさらされていますから、こればかりは仕方がありませんね。

写真加工アプリなどで補正すると、ホワイト&ブルーが際立ちますよ。

写真を撮るときに、露出などを調節してもいいかもしれません。

 

ヴィラ・サントリーニのプール 

夏であれば、涼しいところが恋しくなります。

そのようなあなたに、水着を持って行くことを勧めます。

 

共用ですが、プールがあるからです。

水着さえ持って行けば、24時間 いつでも入り放題です。

共用のプールとベンチ

もし、プールに入らない場合でも、プール横のベンチで、ゆっくり過ごすことができます。

 

わたしは、このベンチに座り、夜空を見上げていました。

なんだか、よいアイデアが浮かんできそうだったからです。

そのような使い方も、もちろんOKです。

 

わたしが訪れたときは、外に出ている人が少なかったので、落ち着いて過ごせました。

一部の口コミサイトを見てみると、部屋着で出歩く人がいたり、マナーを守らない人がいたりすると書いてありました。

そのため、少し心配していたのですが、杞憂に終わりました。

 

宿泊室から1歩出るだけで、目の前には太平洋が広がります。

しかも、雄大な海を眺めながら、プールに入ることもできるのです。

なんて、贅沢な時間なのでしょう。

 

プールは、夕方から夜にかけてが一番 幻想的です。

ライトアップされることで、昼間とは また別の世界にいるかのように思えます。

雨が降っていなければ、写真スポットとしても人気があります。

 

 

ヴィラ・サントリーニの部屋

部屋は全部で、たった14部屋しかありません。

このうち、4部屋がスイートルームに相当する「デラックスツイン(3部屋)」「デラックスダブル(1部屋)」になっています。

これら「デラックス」の客室だけは、やはり特別です。

 

まず、アメニティの格が スタンダードルームと全然違います。

なんと、BVLGARI(ブルガリ)のアメニティなのです。

BVLGARIの中でも、「Eau Parfumee au the blanc(オ・パフメ オーテブラン)」のバスラインが用意されています。

このバスラインには、珍しい天然成分「ホワイトティー」が含まれており、お肌や髪の毛をなめらかにしてくれるといいます。

海外特有の強くきつい香りではなく、穏やかで優しい残り香が特徴です。

デラックスルームに宿泊されたときは、お風呂でも リラックスしてくださいね。

 

もうひとつは、専用のベランダ(テラス)があることです。

テーブル&チェアーやバス(浴槽)が設置されています。

デラックス専用のベランダ

専用と言っても、外から見える位置にあるので、もし入浴するのであれば、水着は必須です。

専用のベランダ&バス(浴槽)

 

 

わたしは、デラックスではなく、スタンダードルーム(ツイン)に泊まりました。

お部屋は、洞窟をイメージされて造られています。

 

 

天井のカーブが 秘密基地っぽくて好きになりました。

 

 

寝具についても、とくに気になることはなく、落ち着いて眠りにつくことができました。

 

 

部屋の奥には、バスルームとトイレがあります。

バスルームは、ガラス張りなので、ちょっと恥ずかしいです。

しかし、浴槽はとても大きく、女子2人で入っても余裕があるくらいでした。

わたしたちは、泡風呂にして、入浴も楽しみました。

 

 

ヴィラ・サントリーニの食事

夕食では、豪華なイタリアンを食べることができます。

もちろん、わたしもこのイタリアンを食べることを楽しみにしていました。

しかし、ディナーは、すでに予約でいっぱいだと断られてしまいました。

残念です。

 

そのため、夕食は、ホテルの横にあった「国民宿舎土佐」のお食事処で食べました。

高知県と言えば、カツオが有名なので、カツオのたたき丼を食べました。

 

現在、「国民宿舎土佐」はなく、ヴィラ・サントリーニの別館として生まれ変わる予定とのことです。

 

 

朝食は、レストラン ティラで、ゆっくり食べさせてもらいました。

メニューは次の通りです。

・パン

・卵料理

・サラダ

・フルーツ

・ギリシャ産ヨーグルトと蜂蜜

・コーヒー

 

とくに、ギリシャ産のヨーグルトに 蜂蜜がかけられていたのが おいしかったです。

朝日に照らされた海を見ながら、優雅で静かな朝食でした。

 

ウェディングの前撮り撮影もOK

ヴィラ・サントリーニでは、美しい青と白の世界で、ウェディングの撮影をすることもできます。

料金は、3万円~です。

また、ウェディングだけではなく、成人式などの前撮りでも利用することができます。

多くの方に人気がある「リゾートウェディング」さながらの写真を撮ることができますよ。

 

ヴィラ・サントリーニの別館がオープン

なんと、2019年の夏、ヴィラ・サントリーニの隣に、新しく別館がオープン予定だそうです。

名前は、ヴィラ・サントリーニではなく、Captain’s House(キャプテンハウス)です。

さらに、新しく、レストラン logue(ローグ)もオープン予定だそうですよ。

 

もともと、「国民宿舎土佐」がヴィラ・サントリーニの南側にあったのですが、2017年末で営業を終了していました。

 

国民宿舎土佐があったときの景観

「国民宿舎土佐」で景観が損なわれていたので、別館「キャプテンハウス」のオープンがとても楽しみです。

最新情報は、ヴィラ・サントリーニの公式ホームページに掲載されます。

 

 

ヴィラ・サントリーニの情報

所在地:高知県 土佐市 宇佐町竜599番地6

 電話:088-856-0007 (予約・問い合わせ)

 時間:9時~21時 (電話に対応してもらえる時間)

 

・チェックイン・・・・15時
・チェックアウト・・・11時

・全室禁煙

・小学生以下は宿泊できませんので、ご注意ください。
 中学生以上の方は利用できます。

電話での宿泊予約の場合だけ、次のプレゼントが付きます。(1室につきどちらか片方)
 海外のビール1本、または、土佐和紙 フェイスパック りぐる2枚

・レストランのみの利用もできます。
 ディナー・ランチだけの利用も要予約です。

 

 

ぜひ、日ごろの疲れを癒すために、日本の「サントリーニ」で 非日常を味わってくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。