だんだん日差しが強くなってきましたね。
ご存知だと思いますが、この日差しとともに、紫外線も降り注いできています。
実は、家の中にいても、紫外線を浴びてしまうって知っていましたか？
そんな強い紫外線にも負けないような【日傘】を手に入れましょう。
ただの日傘では、強い紫外線をブロックすることはできません。
今回は、一番 紫外線をブロックしてくれる【日傘】の選び方についてお話していきます。
紫外線を防ぐ日傘の色は？
「わたしは、この色が好きだからコレにする！」
という強い要望がない限り、日傘の選ぶべき色は決まっています。
ここで、ちょっとしたクイズです。
Q もっとも紫外線を通しにくい色は、次のうちどれでしょう？
１．レッド
２．グリーン
３．ブルー
４．ホワイト
５．ブラック
[toggle title=”答えは・・・”]５.の「ブラック」です。
アームカバーなども、ブラックが多いですよね。
ちゃんと考えてつくられているわけです。
ちなみに「ホワイト」は、紫外線を通してしまう色です。[/toggle]
では、真っ黒の日傘をさして、歩いてみましょう。
正直な話、とっても暑いのです。
すぐに傘の内側に 熱がこもります。
ブラックは、紫外線を通さない代わりに、熱をもちやすい特徴がある色です。
そのため、真っ黒の格好で外にいるときと、真っ白の格好で外にいるとき、どちらが暑いかと言われると、断然、真っ黒でいるほうが暑いです。
これは、日傘でも同じことで、真っ黒の日傘を持っていると、日傘の中も暑くなります。
これでは、紫外線をブロックできても、熱中症になりやすくなってしまいます。
では、どうするとよいでしょうか。
ズバリ！
外側がホワイト、内側がブラックの日傘を使うのです。
外ホワイト、中ブラックの日傘
では、なぜ外側がホワイトで、内側がブラックなのかをお伝えしましょう。
理由を知っていれば、話のネタにもなります。
ますは、色の特徴から押さえましょう。
ブラック＝紫外線を通しにくい色
細かくいうと、紫外線を吸収してくれる色です。
吸収すると、熱エネルギーに代わるので、わたしたちが暑さを感じやすい色ともいえます。
ホワイト＝光を反射する色
細かくいうと、紫外線だけでなく、あらゆる光を反射する色です。
白色は、黒色に比べて、紫外線を吸収しにくい色とも言えます。
白色の生地の中でも、「UVカット」と書かれているものは、UVカットではない黒色の生地よりも、紫外線を反射することがわかっています。
もし、同じ「白色」を選ぶのだとしても、UVカットの白色を選ぶのがベストでしょう。
【結論】日焼けも熱中症も予防できる
外がホワイト、中がブラックの理由は、もうお分かりいただけましたね。
外側のホワイトで光を反射させて、熱をもたせにくくし、内側のブラックで、紫外線をブロックするのです。
これが、紫外線と熱中症の両方を対策できる色の組み合わせです。
これで、この夏は、紫外線にも負けませんし、熱中症にもなりにくいですね。
完全にはブロックできない⁉
ここまで、日傘と紫外線について お伝えしてきました。
ところで、日傘を使うとき、日焼け止めやUVカットの服は 使われますか？
早い話が、日傘だけでは、完全に紫外線から お肌を守ることはできないということです。
日傘を使うだけでは、上空から降り注いでくる紫外線しかブロックできません。
地面に降り注いだ紫外線は、どうなると思いますか？
実は、地面に到達した紫外線は、地面から反射するのです。
つまり、わたしたちは、地面で反射した紫外線も 浴びていることになるのです。
そのため、日傘と、そのほかのUVカット商品を 併用する必要があります。
とくに、最近では、UVカットのコンタクトレンズやオシャレなサングラスも売られています。
お肌だけでなく、外界と接している「眼」も、守る必要があると言えますね。
折りたたみ日傘にするかどうか
日傘は、実際に使ってみることが一番です。
とは言うものの、何本か試すには、時間的にも、金銭的にも難しいところがありますよね。
ということで、日傘を選ぶポイントをお伝えします。
色以外で、多くの人がチェックされる日傘の特徴は、次の５つです。
コンパクトさ・実用性・見た目・お手頃な価格・丈夫さ
もし、コンパクトさ・実用性を重視されるのであれば、折りたたみタイプの日傘が便利でしょう。
最近は、折りたたみタイプにも、内側が黒色で、外側が白色のものがあります。
これに対して、見た目・丈夫さを重視されるのであれば、折りたたみタイプにしないほうがよいでしょう。
わたしは、折りたたみタイプではない日傘を買いました。
一般的な雨傘50cmとほぼ同じ大きさの日傘です。
コンパクトではないのですが、雨傘を持ち歩いているのとまったく変わりません。
ワンタッチで開くジャンプ傘だと、ラクですよ。
いかがでしたか？
あなたにとって一番の日傘を手に入れ、日差しにも、暑さにも負けない夏をお楽しみくださいね。
