夏の花といえば、「ひまわり」ですよね。
一輪咲いているだけで元気をもらうことができます。
今回は、そんな「ひまわり」がたくさん咲いている岐阜県羽島市「いちのえだフラワーフェスタ」に行ってきました。
ひまわりがどんな植物なのかも、いっしょにお伝えします。
(追記)
残念ながら、令和元年を最後に終了されたとのことです。
ひまわりは「向日葵」その名のとおり
分類・原産地・特徴
ひまわりの生物学的な分類は、キク科 ヒマワリ属です。
原産地は、北アメリカです。
そんな北アメリカの原住民であるインディアンは、ヒマワリの種を食べて暮らしていたようです。
今では、ハムスターなどのペットのえさとして使われていますね。
ひまわりは、空に向かってまっすぐ伸びた茎の先に、大きな花を1輪咲かせます。
これは、多くのかたが知っていると思います。
しかし、近年では、ひまわりの品種改良が進み、園芸用の小さなひまわりや、1輪だけではなく複数の花を咲かせる品種のものまで、バリエーションが豊富になってきています。
そんな ひまわりは、大きな花がひとつあるようにしか見えませんが、実は、たくさんの小さな花が集まって形づくられているのです。
名前の由来
ひまわりは、太陽の動きにともなって、花が回っていく植物です。
そのため、「日回り」と書く場合もあります。
つねに、花を太陽の方向に向ける性質があるため、「向日葵」と名づけられたのです。
別名として、「日車(ひぐるま)」や「日輪草(にちりんそう)」などがあります。
ひまわりの花言葉
一般的なものは、「あなただけを見つめている」、「深く愛し、慕う」というものです。
ひまわりは、黄色だけではなく、橙色、赤色、白色の花をつける品種があります。
そうした花の色によっても、花言葉は変化します。
さらに、花の大きさが違っても花言葉が変わるのをご存知ですか?
大輪の花をつけるものだと、「偽りの愛」、「にせ金持ち」になります。
対して、小輪の花であれば、「高貴」になります。
また、海外では、そもそもの花言葉が違います。
たとえば、韓国では「待ってて」という意味の花言葉があります。
岐阜羽島にある ひまわり畑
岐阜羽島駅といえば、新幹線の通過駅として知られています。
新幹線が通過するということは、利用者が少ないんだろうなぁというふうにしか、思ったことがありませんでした。
しかし、そんな岐阜羽島駅の周辺に大きな「ひまわり畑」があったのです。
このひまわり畑は、自然につくられたものではなく、地域住民のかたの熱心な活動でつくられたものです。
うわさ通り、田んぼ一面に ひまわりが咲き誇っている様子は、圧巻でした。
実際に、手を広げて抱きかかえたいくらいのひまわりでしたよ。
こうして行われている羽島市の活動は、
「いちのえだ田園フラワーフェスタ」といいます。
開催される予定期間は、7月下旬の約1週間です。
今までの経験でいうと、ひまわりが台風の影響を受けてしまった年がありました。
ひまわりは、背が高くなるとともに、頭(花の部分)が重くなるため、強風で簡単に倒れてしまいます。
つまり、台風の影響をもろに受けてしまうということです。
この年は、非常に悔しい思いをしました。
訪れる機会がある際には、状態を確認されるといいです。
写真に写っているように、ここにはミツバチさんがいます。
花が咲いているので、せっせと密を運ぶミツバチさんとひまわりのコラボ写真を撮ることができます。
ただし、ミツバチさんに悪さをしないようにしてくださいね。
開催される場所と駐車場
7月下旬が見頃になるように、地域の方々がひまわりの種をまきます。
種をまく場所は、ふだん休耕田になっている場所です。
なんと、2.8ヘクタールもある広大な土地に種をまくのです。
実際に訪れてみれば、その広さを実感することができます。
そして、7月下旬の見頃になると、16万本という数のひまわりが咲き誇るのです。
目印は、「羽島市浄化センター」です。
駐車場も無料で開放されています。
住所:羽島市下中町市之枝6丁目191番地 (付近の田んぼ)
とっておきの写真が撮れるポイント
この場所でフラワーフェスタが開催されると、展望台が設置されます。
一面に ひまわりが広がるステキな写真を撮ることができますよ。
ここでは取れない写真
上の写真は、ここまで紹介してきた「いちのえだ田園フラワーフェスタ」では撮れません。
よく新幹線と写真が撮れると言って、勘違いされる方がいらっしゃいます。
このひまわり畑とは違うので、間違われませんようにご注意ください。
詳しくは、次の記事をご覧ください。
新幹線が写るひまわり畑の場所は、「大垣市」です。
しかも、この大垣のひまわり畑では、なんと、新幹線とのコラボレーションが実現します。
新幹線だけでなく、同じレールを走るドクターイエローとのコラボ写真も撮影することができます。
ただし、タイミングが合えば、の話ですが。
そのため、多くの写真家が毎年訪れます。
それも、ドクターイエローが走ると言われるタイミングに合わせて訪れます。
たとえドクターイエローの走る時間を知らなくても、多くの写真家たちでひまわり畑がにぎわっているときは、高架の方へカメラを向けておくといいです。
コラボ写真のシャッターチャンスを逃さずに済みますから。
岐阜羽島のフラワーフェスタ【詳細情報】
住所:羽島市下中町市之枝6丁目191番地 (付近の田んぼ)
目印:羽島市浄化センター
羽島市浄化センタ北 (下中町 市之枝地内 圃場)
※ 名神高速道路 岐阜羽島インターより南へ2km程度
電話:090-3308-9604(ご担当者:三輪さん)
毎年 7月…田園フラワーフェスタ【ひまわり】
毎年10月…田園フラワーフェスタ【コスモス】
羽島市のフラワーフェスタであれば、夏のひまわり畑だけではなく、春はレンゲ畑、秋はコスモス畑として、花と季節折々の姿を楽しむことができます。
ぜひ、夏以外の季節であっても、足を運んでみてくださいね。