「暖かくなってきたなぁ。今日は晴れてるし、イチゴ狩りにでも行くか!」
(【イチゴ狩り】ネット検索)
「・・・要予約ばっかりだ、どうしよう」
(書店にて【イチゴ狩り特集】を読む)
「・・・一人2000円以上もかかる、どうしよう」
というときでも大丈夫。
ふと午前11時に「今日はイチゴ狩りに行こう!」と思い立って、その日の午後からイチゴ狩りをした経験談を一挙 ご紹介します。
意外と「予約なしOK」のところがある
私がイチゴ狩りをしようと思ったのは、とある日曜日の午前11時のことでした。
今日の午後はイチゴ狩りに行くと決め、まずはインターネットで、近場のイチゴ狩りスポットを調べました。
しかし、そこに並んでいたのは「要予約」のスポットばかり。
来場者の人数を制限するためか、イチゴを管理するためか、前日までの予約が必要なところがほとんどでした。
そんなとき、偶然見つけたのが「いのさんファーム」という農園です。
イチゴ狩りだけではなく、夏場はブルーベリー狩りも行っているところです。
写真は、イチゴハウスです。
このほかにも、4件の予約なしOKのイチゴ狩りスポットがありました。
その中で「いのさんファーム」に行ったのは、肝心な予約が要らず、車派のわたしには うってつけの場所だったからです。
しかも、お値段がほかと比べて安かったのもポイントでした。
要予約のところでは、一人2200円なのに対し、いのさんファームでは、なんと、一人1800円で45分間食べ放題。
ここに行くっきゃないと思いました。
ただ、ひとつ心配だったのが、とれるイチゴの個数が少なくなると、閉園時間前に終了してしまう可能性があったことです。
電話で確認をするとよかったのですが、その時間がもったいなく、すぐに いのさんファームへ向かいました。
「いのさんファーム」のここがよかった
はっきり言って、よかったことだらけです。
その中でも、ポイントの高かったところを3つお伝えします。
予約要らずで、当日 直接行けばよいところ
今回はなんと言っても、思い立ったその日に行けることが最重要事項だったので、予約なしOKは非常にありがたかったです。
いのさんふぁーむに着いて、まず受付に行きました。
そこにいらっしゃったお姉さんが気さくな方で、説明を受けているうちに、自然とテンションが上がりました。
お姉さんの説明内容は、ちゃんとハウス内にあるパネルに書いてあることなので、忘れてしまっても大丈夫です。
また、ビニールハウス内に入る時間やイチゴを狩る範囲が決められているイチゴ狩りツアーとは異なり、今回は待ち時間なく、スムーズに入ることができました。
実際に車で行ってみて、無料駐車場が建物の目の前(写真の芝生)にあり、そのほかにも無料駐車場がたくさんありました。
ひとり1000円台で、イチゴ4種類が堪能できるところ
料金については、すでに少し述べましたが、最も高い時期で、なんと、大人ひとり1800円なんです。
ほかのイチゴ狩り農園さんは2000~2500円、あるいはそれ以上がほとんどです。
さらに、いのさんふぁーむは、お値段が安いだけではありません。
4種類ものイチゴを食べ比べることができるんです。
私が訪れたとき、狩ることができない範囲が全範囲の8分の1ありましたが、4種類のイチゴ(あきひめ、さちのか、やよいひめ、かなめひめ)を食べることができました。
個人的に、食べ慣れている「あきひめ」が一番おいしかったです。
説明のとき、「今日は もう大きいイチゴがないんです」と言われていましたが、大満足サイズのイチゴはたくさんありました。
だから、予約なしでもまったく問題ないです。
写真のイチゴは、約4.5cm×6.0cmの大きさでした。
そうしてイチゴを食べていると、ヘタを入れておくビニール袋がいっぱいになり、やがて、おなかもいっぱいになりました。
とれたてのイチゴに満足して、いのさんファームから出ると、そこで目にしたのは…
「本日 終了しました」
のひとこと。
訪れるのが30分遅かったら、イチゴ狩りできずに、ただ帰るだけになっていました。あぶない、あぶない。
やはり、現地に行く前に電話して、営業しているかの確認をとっておくべきだと学びました。
車で30秒のところに、温泉&メダカ館があるところ
車より徒歩で行った方が速いくらい近いところに、猪の倉温泉があります。
一般の利用者は、大人ひとり700円で入れます。
しかし、いのさんファームでイチゴ狩りをした人は、100円OFFの600円で入ることができます。
露天風呂もあり、疲れを癒すことができる場所です。
また、猪の倉温泉の入り口前には、きれいな花が咲き誇り、春の訪れを感じることができました。
また、猪の倉温泉から坂を上ったところには宿泊施設もあります。
わたしは日帰りでしたが、遠方から来た場合でも、イチゴ狩り&温泉を満喫することができ、この辺りで 数日間ゆっくりできそうです。
温泉については、どちらかというと大人目線で述べましたが、実は、いのさんファーム周辺に子ども目線で楽しめる場所もあります。
それが、メダカ館という施設です。
建物内には、数十もの水槽が並んでおり、そのひとつひとつに世界各国のメダカがいます。
今まで生きてきて、一度も見たことのないメダカがたくさんいて驚きました。
そして、メダカの世界って奥深いんだなぁと感じさせられました。
ほとんどのメダカをその場で購入することができ、ガーやピラルクーといった魚も見ることができます。
そのほかにも、オレンジザリガニ、ブルーザリガニ、ホワイトザリガニ、キンギョ、ウーパールーパーなんかも見られます。
さらに、ここでは昔のおもちゃの貸し出しも行われ、けん玉、竹馬、羽根つきをして遊ぶこともできます。
しかも、すべて無料で遊べます。
なんと言ってもかわいいのが、メダカ館の前の小屋にいる動物です。
なにがいるかというと、
シマリスさんです。
めちゃくちゃ動きが速くて、めちゃくちゃかわいいです。
メダカ館では、このシマリスさんのえさ(ひまわりのたね)を買うことができます。
以前までは、12匹ものシマリスさんがいたみたいですが、そのほとんどが逃げてしまい、今はこのシマリスさんしかいないそうです。
どっから見ても、癒し系の顔してますよね。
行くときに気をつけるとよいこと8つ
・営業時間内に行くことができるか、電話で確認する。
・温泉に入る場合は、タオルや入浴セットを持参する。
・ハウスの中は暑いので、調節できる服装にする。よく晴れた日は、ハウス内で汗をかくくらい暑かった。3月でも、気候によっては、コートがいらないかもしれない。
・日なたにあるイチゴは生あたたかい。日かげにあるイチゴを選んで食べると、少し冷えていて、ちょうどいい。
・山の中にある農園なので、山道を運転しなければならない。むしろ、山の中にあるから、車で行くしかない。久居インターから35分で着いた。
・ハウス内の地面にはシートが引かれていて、靴は汚れにくくなっている。ただ、ピンヒールやヒールの高い靴で入ることはできない。歩きやすい靴が一番いい。
・ハウス外の受付前に手洗い場ある。石けんは置いてないので、気になる人は持参するといい。
・練乳などの持ち込みは禁止されている。入園料にプラス100円で、チョコや練乳が買える。
・ハウス内にいるミツバチに絶対いたずらしない(特に、小さなお子さんがいる場合)。
日曜の昼前11時に思い立って、そのまま「いのさんファーム」へ向かい、14時半に着いて、イチゴ狩りをさせてもらえた というお話はここまでです。
食べ放題だからといって、イチゴの食べ過ぎに注意ですね。
このあと、松阪牛の焼肉を食べて帰りました。
よき三重旅でした。
いのさんファームの情報
住所:三重県津市 白山町佐田2745-1
電話:059-264-0550
営業時間:1月~5月のみ営業 10:00~17:00(最終受付16:15)
公式HP:inosan-farm.co.jp/service/strawberry3.html#anc1