年末年始は、お伊勢さん参りをされる方がとても多いです。
ただ、毎年ひどく混雑し、スムーズに行くことができません。
かと言って、心の中では、スムーズに行って帰りたいと思いますよね。
今回は、去年の経験をもとに、お伊勢さん参りと交通規制の様子について、お伝えします。
これから伊勢神宮に行かれる方、必見です。
大晦日は、混雑を回避できない
平成最後の大晦日は、高速道路も一般道も交通量が多く、いたるところで渋滞が発生していました。
その経験をもとに、渋滞や混雑を回避する方法がないか お伝えします。
降りるインターチェンジは伊勢IC
伊勢神宮へ行くには、伊勢西ICで降りるのがもっとも近いです。
しかし、わたしは毎年、あえて伊勢ICで高速道路を降ります。
伊勢ICのほうが、料金が安い市営駐車場に入りやすいからです。
というのも、開放されている市営駐車場の入口は、伊勢ICから伊勢神宮(内宮)に向かった方向にしかありません(平成最後の大晦日)。
もし、伊勢西ICで降りて、市営駐車場に停めようとするなら、対向車線側になるので、Uターンしなければならないのです。
市営駐車場に停めず、最初から臨時駐車場に停めるというかたであれば、伊勢西ICで降りた方がラクにたどり着けます。
伊勢西ICを降りて、県道32号 伊勢磯部線(御木本道路)を内宮方面へ直進すれば、10分足らずで臨時駐車場に着きます。
ところが・・・
ひとつ、注意点があります。
普通乗用車は、12月31日の夜から、伊勢ICと伊勢西ICの出口で出られなくなることです(平成最後の大晦日~年始)。
つまり、伊勢自動車道を使って、伊勢まで走ってこられないということです。
手前のインターチェンジで降りて、お伊勢さんまで一般道を利用しなければなりません。
それでは、さらに長い渋滞に巻き込まれかねません。
これについては、「高速道路ICの交通規制あり」で、くわしく述べています。
駐車場は並んで待つ覚悟を
平成最後の大晦日は、市営駐車場に長蛇の列ができていました。
あとで数えましたが、その数、50台以上です。
しかし、なぜ、みなさんは市営駐車場を選ぶのでしょうか?
理由は、料金が安いからです。
最初の1時間までは無料で、1時間~2時間までが500円という安さです。
2時間以降は、30分ごとに100円が加算されていく料金システムです(平成31年現在)。
ちなみに、臨時駐車場は、1回の入庫につき1,000円かかります。
だから、市営駐車場に4時間半 車を置いておくのであれば、臨時駐車場と料金の差はなくなるということです。
どちらを選ぶかは、あなた次第です。
わたしの場合、平成最後の大晦日は、おとなしく長蛇の列に並んでみることにしました。
そうすると、35分後には、市営駐車場に入庫することができました。
もしかしたら、運をもっていたのかもしれません。
「どれだけ待ち時間が長くても大丈夫。」
という方は、そのまま 最後尾にお並びください。
午前中ほど、駐車場が空く回転が早いです。
気長に待てるかたは、市営駐車場が空くのを待って、安く停めるとよいですね。
安い「市営 宇治駐車場」
内宮A駐車場:伊勢市宇治今在家町93番
内宮B駐車場:伊勢市宇治浦田1丁目274番
料金は高いが 好立地な臨時駐車場も開放
「いやいや、30分以上も待てないよ!」
という方は、市営駐車場で待つのをやめて、臨時駐車場に停めるとよいでしょう。
午前9時までであれば、確実に臨時駐車場が空いています。
また、歩いて5分のところに赤福本店があり、さらに5分歩くと、伊勢神宮(内宮)に出られます。
おかげ横丁・伊勢神宮に近いのがメリットですね。
ちなみに、おかげ横丁に寄ってから 伊勢神宮に行くのが、正式な流れだと言われます。
だから、臨時駐車場は、市営駐車場よりも料金が高めですが、おかげ横丁に近いので、お伊勢さん参りをするには最適な駐車場なのです。
ふつうだったら、「臨時駐車場は遠い!」というイメージがありますが、伊勢神宮は違うのです。
平成最後の大晦日は、市営駐車場だけでなく、神宮工作所の臨時駐車場も利用しました。
「競技場前」交差点から入り、駐車整理料金 1,000円で駐車できました。
神宮司庁宇治工作所
三重県伊勢市宇治館町
高速道路ICの交通規制あり
注目しておきたいのが、先ほどもお伝えした、伊勢西ICと伊勢ICの出口が封鎖されることです。
平成最後の大晦日は、各ICの入口について、規制している情報はありませんでした。
そのため、入り口は、終日 通行することができます。
この手の交通規制の情報は、伊勢地域観光交通対策協議会から示されていました。
平成最後の大晦日時点で明らかな規制の時間帯は、次の通りです。
伊勢西IC (名古屋・大阪方面から)
・12月31日 21:45 ~ 1月1日 15:30
・1月2日~5日、12日、13日
8:45 ~ 15:30
・1月6日、14~27日の土日祝、2月10日
9:00 ~ 15:00
伊勢IC (名古屋・大阪方面から)
・12月31日 ~ 1月1日
21:45 ~ 18:30
※ 内宮と反対方向(北行き)なら 21:45 ~ 15:30
・1月2日~5日、12日、13日
8:45 ~ 18:30
※ 内宮と反対方向(北行き)なら 8:45 ~ 15:30
伊勢IC (二見・鳥羽方面から)
・12月31日 ~ 1月1日
21:45 ~ 18:30
・1月2日~5日、12日、13日
8:45 ~ 18:30
※ 内宮と反対方向(北行き)なら 終日 通行可能
年末年始は、高速道路以外にも、一般道で通行止めや 一方通行規制が行われる可能性があります。
どうか ご注意ください。
一般道の通行止め あり
伊勢神宮の内宮周辺は、通行止めばかりでした(平成最後の大晦日)。
駐車する車の出入りがスムーズになるように、一応、対策されていました。
去年よりもスムーズに誘導していただけるといいなぁ。
また、いたるところに、警備員さんが立っていたり、コーンが置かれていたりします。
とくに不便だったのは、臨時駐車場に抜けるための御側橋が通行止めになっていたことです。
臨時駐車場に入るために、北側から回るルートのかたは、ご注意ください。
おかげ横丁・おはらい町通りの様子
午前中は比較的に空いている
11時までであれば、まだ人の数は知れています。
これは、おかげ横丁もおはらい町通りも同じです。
しかし、お昼に近づくにつれて、人は多くなってきます。
食事処も、昼12時あたりをピークに、長蛇の列ができます。
どこかのお店に入って、ゆっくりしたいのであれば、11時などの早めの時間帯に来店することを強く奨めます。
赤福本店の様子は?
毎年、繁盛期は、おみやげを買う人の列と、店内で食べる人の列とに分けられます。
わたしが赤福本店を訪れたのは、13時5分でした。
このとき、おみやげを買うかたは、20人ほどが列を作っていらっしゃいました。
一方、店内で食べるのは、並んでおらず、席の確保に戸惑っただけでした。
店内で食べ終え、食器類はそのままにしておけばOKでした。
あとで、店員さんが片付けてくれていました。
その後、赤福に入ってきた方へ戻ろうとすると、店員さんに、
「出口は、五十鈴川の方向にありますー!」
と言われ、出口が決まっていることを知りました。
店内は、大変混雑していますので、わたしのように、逆向しないよう お気を付けください。
ちなみに、店内で食べる場合は、食券売場で注文します。
赤福2個とお茶が付いて、1盆210円(平成30年12月31日現在)です。
寒い季節には、この赤福餅と温かいお茶で、一服が定番ですよね。
最後に
伊勢神宮は、昔から、人々の心のよりどころです。
そんな伊勢神宮へ車で行かれる際は、十分に気をつけてお越しください。
本年も、お世話になりました。
来年も、このサイトを励みに、毎日を生き抜きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。