岐阜【最大級】花火大会は車で行けない?

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まわりの人に聞くと、「岐阜」に対して、魅力を感じることが少ないと言われます。

岐阜県民のかたにとっては、さみしいところかもしれません。

しかし、岐阜の夏は、とってもアツいですよ!

 

東海イチの花火大会 × 2回

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まず、東海地方の中でも、なぜ岐阜の花火がアツいか お伝えします。

 

それは、東海地方でイチバンと言ってもいいほどの大きな花火大会が開催されるからです。

しかも、この大きな花火大会は、天候が悪くなければ、2回 開かれるのです。

 

7月の終わりの週末と、その次の週末(8月初めの週末)の2週間続けて、土曜日に開かれます。

 

来場者は、ともに例年 30万人という多さです。

これは、関東地方にある 有名なレジャー施設の入園者数(1日分)でも かなわない人数です。

正確な人数の情報はありませんが、およそ2~3倍と言えるでしょう。

いかに大きな規模の花火大会か、お分かりいただけると思います。

 

「岐阜なのに、人が多すぎやしないか?」という声も聞かれます。

しかし、それだけ人が集まるということは、それだけ魅力のある花火大会ということができます。

もちろん、岐阜県外から 来ていらっしゃる方々もたくさんいます。

車のナンバーで言うと、「名古屋」「尾張小牧」「一宮」「春日井」「三重」「滋賀」「京都」をよく見かけます。

 

 

あとでくわしく述べますが、この2回開かれる大会は、それぞれ主催者が違います。

主催者が違っても、なぜ多くの人が集まるのでしょうか?

 

それは、2つの大会に共通する、3つの魅力があるからなのです。

 1.開催される場所がまったく同じ「長良川」のほとり

 2.一晩で打ち上げられる花火は およそ3万発 に匹敵

 3.出店の数が 約400軒

 

花火の打ち上げ数だけを見ても、全国トップクラスの花火大会であることが お分かりいただけるかと思います。

では、ひとつひとつの花火大会を見ていきましょう。

 

7月下旬「全国選抜 長良川中日花火大会」

全国選抜 長良川中日花火大会の花火

名前の通り、中日新聞社が主催している花火大会です。

そのため、翌日の中日新聞では、この花火大会が1面で大きくとり上げられます。

大きな写真入りの記事で、東海地方のかたは、新聞に掲載される写真も楽しみにしていらっしゃるようです。

仕事などで花火大会に行くことができなくても、新聞で花火を見ることはできますからね。

 

開催日:7月の最終土曜日

時間:午後7時15分~8時45分(目安)

問い合わせ:中日新聞社地域事業部(電話:052-221-0671)

 

 

8月上旬「全国花火大会」

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岐阜新聞社や岐阜放送が主催している花火大会です。

こちらも、翌日の岐阜新聞で大きくとり上げられる花火大会です。

規模は、「全国選抜 長良川 中日花火大会」のほうが大きい印象があります。

もし、7月下旬の週末に予定が合わなくても、この8月上旬にある「全国花火大会」で、夏を楽しむことができます。

 

開催日:8月の第一土曜日

時間:午後7時30分~8時45分(目安)

問い合わせ:全国花火大会専用ハローダイヤル(電話:050-5548-8686)

 

 

問題は、どうやって行くか…

せっかちな方に、絶対 おススメしないのが「車」です。

行きも帰りも、大渋滞に巻きこまれるからです。

事故につながりかねませんし、大切な人の前でイライラした姿をさらすことにもなってしまいます。

花火大会で ぜひとも好感度を上げたいとお考えのかたも同じです。

電車やバスを利用して、ゆっくり向かわれることを おススメします。

 

ただ、「余裕をもってゆっくり行ける」という方は、車でもいいと思います。

その代わり、余裕を もち過ぎるくらい 早めに行って、早めに帰ることが重要です。

ぜひ、このことを頭に入れておいてください。

 

そうでないと、大渋滞に巻きこまれ、会場に着く時間や、家に帰る時間が 1時間は延びてしまいます。

(わたしには、その経験があります・・・。)

 

車で行くのなら、早めの移動がポイント

全国選抜 長良川中日花火大会の花火

あくまでも、「参考までに」 という情報ですが、我が家のルールをお伝えしておきます。

 

どちらの花火大会でもそうですが、我が家は、大会が終わる予定時刻の7分前には車に乗りこみます

そして、打ち上げられている クライマックスの花火を横目にしながら、帰路につくのがお約束です。

こうすれば、花火を楽しみながら、気分よく帰ることができるからです。

 

紹介している2つの花火大会は、長良川のほとりで開かれます。

つまり、車で 帰るときには、川沿いの堤防を走ることになります。

そのため、花火大会が終わるまで、はっきりと花火を見ることができるのです。

 

なによりも 運転手にとって ありがたいのは、渋滞に巻きこまれないことです

運転手にとっては、これが一番 気がかりになるポイントだと思います。

早めに会場周辺から抜け出せば、大丈夫です。

 

 

わたしは、毎年のように自力で駐車場を探し、運よく確保しています。

日が暮れていない時間に行っても、本当に駐車場探しは大変です。

その苦労を知っているので、公共交通機関を利用できるかたへ、車の利用を無理に勧めることはしません。

 

以前に比べて駐車場が増え、臨時の無料駐車場も開放されています。

しかし、2000台分の駐車場が用意されたところで、35万人が訪れるわけですから、すぐ満車になってしまいます。

 

そこで、堤防沿いにある住宅地で、駐車場を営んでいるお宅がたくさんあります。

ここだけの話、そのお宅に停めさせてもらえるのがベストです。

なぜなら、駐車場から堤防へすぐに上がることができ、終わりがけに車まで帰ってくるのもラクだからです。

 

無料駐車場に停めると、バス停まで歩いたり、シャトルバスに乗ったりしなければなりません。

浴衣を着ていて、下駄を履いているとどうでしょう。

鼻緒で親指の付け根が擦れて、足が痛くて歩けなくなる…なんてことが考えられます。

だからこそ、近場に停めて、歩く距離を短くするのが 一つの有効な手段です。

 

もちろん、タダで停めさせてもらうわけではありません。

駐車代金をいくらか支払います。

お宅によってピンキリですが、個人的に1000円のところが多いという印象があります。

これを高いとみるか、安いとみるかは、人それぞれ違いますよね。

30万人以上の人が押しよせる中で、堤防の近くに停められる1000円は、とても安い方だとわたしは思います。

 

ただし、何度も言いますが、車を利用して、渋滞に巻きこまれたくない場合は、早めに行って、早めに帰ることが鉄則になります。

 

「浴衣の着付けがギリギリになりそう」

「最後まで花火をじっと見ていたい」

という方だと、この方法は選べませんので 注意してくださいね。

 

 

では、車で行く場合の具体的な時間をお伝えしておきます。

「早めに行く」というのは、午後4時には 周辺に着いていることをさします。

お日さんが さんさんと照っている時間帯に、駐車場を確保するうのが一番かしこいです。

 

「早めに帰る」というのは、終了時刻の10分前には 駐車場へ戻るということをさします。

午後8時45分に終わるのであれば、午後8時半には駐車場へと向かうのです。

 

これで、かなりスムーズに 行き来することができます。

せっかくの楽しい夏の風物詩なのです。

ストレスフリーで楽しみたいですよね。

ぜひ参考にしてみてください。

 

長良川周辺の花火大会の場所

場所:岐阜県岐阜市 元浜町 41-3

 

長良橋・金華橋・忠節橋・大繩場大橋・鏡島大橋は、どれも通行止めには なりません。

しかし、堤防沿いの道は、封鎖されることがほとんどです。

時間帯にもよりますが、早いところで、13時から23時まで通行止めとなります。

該当するのは、メモリアルセンターや国際会議場側の堤防道路です。

大会本部がそのあたりに設置されるからです。

これとは反対岸にある 南側の堤防道路も、14時から23時まで、通行止めになります。

(以上の参考:交通規制の案内PDFファイル

この通行止めが来場者を悩ませるので、くれぐれも お気をつけください。

 

そして、アツい岐阜の花火大会を楽しみましょう。